ヴィラ・デ・マリアージュpresents 「辰巳琢郎の日本ワインde乾杯!」 2021年6月10日OA

2020年7月から始まったラジオ番組『ヴィラ・デ・マリアージュpresents「辰巳琢郎の日本ワインde乾杯!」』
6月のゲストはマンズワイン株式会社、代表取締役社長の島崎大(しまざき だい)さんです。なんと中学生でワインの道を決めてしまった?今回は物心ついてから(?)ワイン一直線の島崎さんの足跡を辿ります。(全4回 2回目)
詳しい番組内容、出演者の情報はこちらから
https://775fm.com/timetable/tatsumi/

辰巳:6月のお客様は、マンズワイン株式会社の島崎大社長です!

辰巳・島崎:よろしくお願いします!

辰巳:今日は第2回目です、まずワインから伺いましょう。


マンズワイン 信州 シャルドネ 2018
https://mannswine-shop.com/SHOP/A29910.html

島崎:はい、今日はシャルドネをお持ちしています。当社のトップレンジ「ソラリス」というシリーズの白ワインです。

辰巳:いろんな産地、畑のブドウのブレンド?

島崎:いろいろ、っと言ってもこれは(長野の)小諸の畑だけのものです。そして果実味を生かすために樽は一切使っていない。

辰巳:ノンバリックの、っということですね?

島崎:はい、そうです。

辰巳:では乾杯しましょう!

全員:カンパ~イ🎶

辰巳:いろいろなところでテイスティングはするんですけど、料理を目の前にするとワインって変わってくるんですよね。”食べながら飲む”のは当然なんですけど、”食べ物を前に置いてる”だけでも精神・口・唾液の状態が違うのかもしれません。(←”パブロフの犬”?)
つまりそういう状態の方が美味しいワインと、ワイン単体で完成されたのがあって、僕はどっちかっていうと「ワインによって料理が引き出されるワイン」の方が好きなんですよね。
ではそのお料理をいただこうと思います。今日もこちらのヴィラ・デ・マリアージュ多摩南大沢の井村貢シェフにもお付き合いいただいています。今日はどんなお料理?


季節野菜のフリカッセ 帆立の炙り添え たっぷりの香草とビーツのソース

井村:よろしくお願いします!はい、今日はホタテをサッと炙っただけ。野菜はスティックブロッコリー、カリフローレという茎の長いカリフラワー、赤カブ、小松菜、あとはワインに合わせてたくさん香草を使って。

辰巳:あとはウイキョウとかエディブルフラワーも入ってますね。ではいただきまーす!

辰巳:ぁ、この赤いのは?

井村:このソースはビーツ。

島村:この緑のは?

井村:これは香草をすりつぶしたソースです。バジル、ミント、パセリ。

辰巳:樽を使ったワインならバターでソテーするんでしょうけど、これはオリーブオイルで仕上げて?僕はこっちの方が好きなんすよ、フフフ。いかがですか島崎さん?

島崎:だんだん暑い季節になってくると、こういうさっぱりとした味わいがいいですよね。おっしゃるようにバターみたいなのは樽を使ったワインの方が合うかもしれませんけど。

辰巳:このレストランにすごく合うワインじゃないですか?

井村:そうですね。こういうタイプがお好みのお客様はたくさんいらっしゃます。このワインは最初に飲んだ時に、洋ナシとか桃とか白っぽいフルーツの甘さ・香りを感じたので、こういう貝類に野菜やハーブを効かせればすごくいいんじゃないかなと思いまして。

辰巳:いいでしょ?

島崎:はい、狙い通り。

辰巳:こうやって毎週違うお料理を作ってくださっててもうそろそろ50作目。このワインとお料理は実際このお店で体験できます、皆様是非お越しください。過去にご紹介して人気のあったワインやお料理は、それ以降もこのお店ににオンリストされますから。
(注:基本的にこの番組でご紹介してから2ヶ月間、同じマリアージュを召し上がれますが、緊急事態宣言下に置いてはこの限りではない可能性もあります。詳しくはお店にお問い合わせください)

島崎:いいですね、ここは緑も豊かで。

井村:最近朝食も始めまして。

島崎:へぇー。

辰巳:そうなんですか!?じゃ、シェフも夜あんまり飲めないですね笑。そうっかー、この気持ちのいい季節ですからね、テラスでこういう”お野菜中心のお料理に日本ワイン”、いいですねぇ。都心から来るのも勝沼から来るのもあんまり変わんないし笑笑(どちらからも所要時間1時間半ぐらいという意味では)。

島崎:これがいちばんの強みかもしれませんね笑。

辰巳:さて、島崎さん。ワインの勉強は大学に入ってからですよね?

島崎:はいモチロン。

辰巳:大学はどちら?

島崎:山梨大学の発酵生産学科というところ。

辰巳;農学部?

島崎;工学部です。

辰巳:な、なんでそこに入ったんすか?

島崎:えーと、ワインがやりたくてー・・・。

辰巳:だって入るの18(歳)でしょ?

島崎:味は試て(”ミテ”とおっしゃいました、言い方色々)ましたね。

辰巳:お酒がいろいろある中で”やっぱりワインだ”。高校生の頃から「やるならワインだ」と?

島崎:そうです。「お酒」というよりは「ワイン」でしたね。毎日ではないにせよ、両親がワインを飲んでいたんです。当時は”頒布会”っていうのが流行っていて、それにいろんなノベルティが付いてくる。ある時「ワインのウンチク本」みたいのが付いてきて、それを読んで興味を持ったっていうのがきっかけです。

辰巳:それっていくつぐらいの時?

島崎:中学生の頃です。

辰巳:それで人生決まった?そこからは何も迷わずに”ワインの道”に進みたいと?

島崎:はい。高校生の頃たまたま叔父が山梨で建築関係の仕事をしていて、「なんか山梨(大学)にワインの学科があるよ」って教えてくれて。じゃぁそこ行こうかなぁと。

辰巳:へぇぇぇ!高校生ですからね、色々遊びたい、やりたい、いっぱいあったでしょうに、、、わりと早い段階で決めたんですね。

島崎:そうですね。それがそのまま職業になったので、ま、ラッキーだったなと。

辰巳:山梨大学で4年間勉強して、新卒で「マンズワイン」に入った?

島崎:そうです。

辰巳:それは既定路線?簡単に入れた?

島崎:いやっ、簡単だったー、ってのはどうでしょうか笑?私が入社した頃は、社会情勢的には就職はちょっとキビシイ状態でしたんで。。。ワイン(業界)ってそんなに毎年人採る(採用する)わけでもありませんので。大手のビールメーカーは当時からワイン造ってましたけど、

辰巳:メルシャン、サントリー、サッポロ・・・。

島崎:そうですね。でもそういうところに入るとワインをやれるかどうかわからないじゃないですか。(反して)マンズワインはワイン専業でしたんでそういう意味では。

辰巳:第1志望で?(島崎:頷)ここだけの話、他も受けられたんですか笑?

島崎:えっとー、受けたというか、当時は大学の先生がワイナリーを紹介してくださってたんです。まぁ受けるとこまではいかなかったんですけど、紹介いただいたのは北海道の「十勝ワイン」。その時は先輩のお宅に1週間ぐらい住み込みで手伝いみたいなことをさせていただきました。

辰巳:(十勝ワインに)先輩いたんすか?

島崎:えぇ、梨大(山梨大学)の先輩が十勝ワインにも代々いまして。

辰巳:ぁ、そうなんすか、今もトップの方に?

島崎:私がお世話になったのは勝井(勝丸)さん、こないだまで池田町の町長だった、、、。

辰巳:! 勝井さんは梨大出身?

島崎:そうです、その勝井さんのお宅にちょっといさせていただいて。

辰巳:こういう話、僕的には楽しいんですけど、ラジオ聴いてる人にはどうかなぁ笑笑。この話はまた勝井さんにも伺いにいかなくちゃ笑。
結局マンズワインに入っていろいろと勉強して、フランスにも留学して。。。

辰巳:ではこの辺りで今週の曲のリクエスト、海外にいる頃に関係していると聞きましたが?

島崎:カタラーニという作曲家が作った「ラ・ワリー」っていうオペラの中の「さらば、我がふるさとの家」っていう曲なんですけど。

辰巳:「ワリー」っていう名前だけはなんとなく知ってるんですけどカタラーニ自体はそんに有名じゃない、かなりマニアックな作曲家?

島崎:そうですね、オペラとしてはかなりマイナーだと思うんですけど。これは私がボルドーに勉強に行っていた時に『*Diva(’歌姫’の意)』っていうフランス映画が上映中で、その語学の授業の時に観せてもらったんですよ。その冒頭に流れるのがこの曲だったんです。当時はもう結婚していたんですけど私は単身赴任、妻は日本にいるので何ヶ月も会ってない。妻は歌を歌う(声楽家)んですけど、これを聴いてなんかセンチメンタルになってしまって(←ちなみに息子さんも声楽家だそうです)、、、。っていう曲です。そのDivaの映画では黒人の歌手の方が歌っているんですが、今日はマリア・カラスの。
(*DIVA 参考サイト:https://ja.wikipedia.org/wiki/ディーバ_(映画)

辰巳:マリア・カラス版!今日はわざわざ(CDを)お持ちいただきまして。ではお聴きいただきましょう、あれ、タイトルはなんでしたっけ笑。

島崎:「さらば、我がふるさとの家」、です。


https://www.youtube.com/watch?v=-pkNpl-tZIw&list=TLPQMTQwNjIwMjFbC2YmJ55B8g&index=2

会場:めっちゃ拍手

辰巳:Brava!
いいですね、こういう世界。ワインとオペラは合いますね。

島崎:そうですね。(ワインと)食べ物とのマリアージュはよくあるけど、音楽とのマリアージュも考えると面白いかもしれない。

辰巳:ぇ、いつからオペラファン、音楽ファン?

島崎:元々クラシックは好きでして、でもどちらかというと器楽曲ばかり聴いていて。だって歌は聴いても意味がわからないので笑。まぁ”食べず嫌い”というか。でも家内が声楽を勉強するということで、、、。

辰巳:(奥様との)お付き合いは?

島崎:高校の同級生です。

辰巳:・・・長いっすねぇ笑。

島崎:長いです、高校2年生からだから。

辰巳:「ワインを仕事にする」と思われたのと「奥様と生涯を共にしよう」と思われたのとどっちが先ですか?

島崎:そりゃワインの方が先でした爆。(←即答)

辰巳:奥様音大(東京都内)、島崎さん梨大(山梨大学)。

島崎:近いっちゃ近いんですけど、当時は公衆電話しかなかったですから。あとは文通笑。

辰巳:文通とか公衆電話の時代もいいもんですけどね笑。
マンズワインに入られて、ボルドーに勉強に行かれてたのはいつ頃なんですか、どれぐらい(の期間)?

島崎:ちょっと紆余曲折はあったんですけど、3年半、87年から90年です。

辰巳:その前に結婚して単身で?

島崎:はい、最初は単身で。

辰巳:じゃぁ単身の頃に今の曲を聴いてホームシックに笑笑。ちなみにボルドーはどこにいらしたんですか?

島崎:ボルドー大学。当時学校があったタランスっていうところにいまして。

辰巳:それでその映画は語学の授業?

島崎:最初行って、まだ醸造の勉強始める前の語学の授業。外国人ばっかだから「フランスの文化に触れる≒フランスの映画を観る」ということで。

辰巳:それっていいですよね。ワインも食文化ですけど、”自国の文化を学ぶ”を徹底してますよね。山梨大学ではありました?「能」とか「歌舞伎」とか笑。

島崎:はは、当時は周りに外国人がいませんでしたからね。

辰巳:まぁ大事な時代だったんでしょうねぇ。フランス語は今でも
ペラペラですか?

島崎:いやいや、当時からペラペラではありませんけれど、聴く方はそこそこ。

辰巳:井村シェフは?

井村:ま、まぁ多少は。

辰巳:僕は、ま、まぁ(レストラン行って)メニュー見てなんとかわかればいいんじゃないかと笑笑。
ぁ、もう時間がやってきてしまいました。2回目はこの辺にしておきましょう、今週のお客様はマンズワイン株式会社、島崎大社長でした。また来週よろしくお願いします。ありがとうございました!

3人:ありがとうございました!

(お断り:番組のOAとこの原稿の掲載には時差があります。また緊急事態宣言中はメニュー提供等が変更になっている場合があります。詳しくはお店にお問い合わせください。)

News Data

ヴィラ・デ・マリアージュpresents 「辰巳琢郎の日本ワインde乾杯!」

2021年6月10日放送回

収録会場

ヴィラ・デ・マリアージュ多摩
https://villasdesmariages.com/tama/

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