メルシャン株式会社
2022年事業方針記者会見より
2月2日、メルシャン株式会社の今年度事業方針記者会見が行われ、代表取締役社長の長林道生氏(写真左)とマーケティング部長の山口明彦氏(右)が登壇されました。
昨年度からのコロナ禍の影響で、外食産業がマイナスになったほか、巣篭もり市場(家飲み)も一巡して落ち着いてしまったのが原因とみられ2021年の国内ワイン市場全般に関しては
ワイン市場全体:−10%
国内製造ワイン:−10%
輸入ワイン:−9%
残念ながらいずれもマイナスとなったとの報告がありました。
日本ワインに関して
同社の日本ワインに関してはマイナスではあるものの数パーセントに止まりました。国内のワイナリーは2020年3月時点で369場とのことで現在はさらに増えていると思われます。
さらに、20代、30代の若い世代が「日本ワイン」を認識するようになったといい、今年度の同社のワイン全体販売目標が前年比104%のところ、国内ワイン(シャトー・メルシャン)は112%を掲げています。
今年度の事業方針は”日本ワイン”に注視した会見ではなかったので、ある意味”安定軌道に乗ったのかなぁ”という印象でした。このデータが日本ワイン全体にも反映してくれることを祈りたいと思います。
ご案内
シャトー・メルシャンの現ゼネラル・マネージャー 安蔵光弘氏をモデルに制作されている映画「シグナチャー~日本を世界の銘醸地に~」がこの秋公開予定です。首を長くして待ちたいと思います。
(参考サイト:https://www.winekingdom.co.jp/_ct/17473690)
(小山田 貴子 記)