辰巳琢郎プロデュース「今様 2020」記者発表

当会会長の辰巳琢郎がプロデュースするロゼスパークリングワイン「今様」の2020年ヴィンテージが2022年12月12日にリリース。
これを記念して、辰巳会長の挨拶と共にメディア関係者にお披露目となるプレス会見が12月14日、*アンジェロコート東京にて行われました。
(*アンジェロコート東京:https://angelo-court-tokyo.com

「自分に何ができるか?」を考えた東日本大震災を機に、東北地方の「ヤマブドウ」を使ったワイン造りを始めてから今年で10年。
「岩手県産のヤマブドウと山梨県産の甲州をブレンド」というロゼスパークリングワインのスタイルとセパージュ(山ブドウと甲州の比率)は毎年違うお楽しみとなっています。
さて今年のヴィンテージは?

【よりドリンカブルに】
「色が濃くてスッパイ」というざっくりとした特徴のヤマブドウ。
この「今様」を造るにあたり、味のバランスの要素、そしてこの”濃い色”のヤマブドウをロゼ色にするために
白、もしくはグレイのブドウ品種のブレンドは必然で山梨県産の甲州をブレンドしています。

「これまでのヴィンテージはちょっとマニアックだったかも」と辰巳会長。
例えば前年の「今様 2019」。ヤマブドウの比率は25~26%。色が濃くて「ロゼワインに見えない」という声もあったとか。
加えてブリュットナチュールというスタイルは残糖ゼロなのでキレッキレの辛口でした。
対し今回発売の「今様2020」はヤマブドウを10%にまで減らし(その分甲州の比率が高い)まさにロゼ色。
ブリュット(辛口)ながらも残糖は10gあるので、お料理とのマリアージュはもちろん、単体で食前酒としても楽しめそうです。
辰巳氏オススメのマリアージュは「湯豆腐にポン酢」「鍋物全般(特にあんこう鍋)」「豚しゃぶ」。

【ラベルも華やか】
キラキラシルバー、とにかく”映え”てます。

【歌姫からのエール】
記者発表が終わりソプラノ歌手の辰巳真理恵さんと、すっかり名コンビになった(?)ピアニストの追川礼章さんによるミニコンサートも開催されました。
ヴェルディのオペラ「椿姫」のハイライトに加え、この11月に公開の日本ワインを題材にした映画「*シグナチャー」の主題歌「**大地のしずく」を生披露。
「今様 2020」のロゼ色と同系色のコントラストが映える鮮やかな衣装で華を添えました。
(*「シグナチャー」https://www.signature-wine.jp)
(** 「大地のしずく」https://tower.jp/item/5496990/ ほか)

【Data】
「今様 2020」(醸造:マンズワイン株式会社)
スタイル:Brut(ブリュット)
使用品種:岩手県産ヤマブドウ。山梨県産甲州
アルコール度数:11%
醸造方法:シャルマ方式(タンク内発酵)
製造本数:約4800本
価格:3850円(税込)
お問い合わせ・購入先:https://kuzumakiwine.co.jp/product/sp05/

(取材:小山田貴子)

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