1950年代に開かれた山の葡萄畑の麓のココ・ファーム・ワイナリーでは、100%日本の葡萄からワインをつくっています。自家畑では除草剤や化学肥料は一切使わず、醸造場での醗酵も天然の野生酵母や野生乳酸菌が中心。“こんなワインになりたい”という葡萄の声に耳を澄ませ、その持ち味を生かすことを大切にしています。ワインショップではワイナリー見学(¥500)やテイスティング(¥500)も体験可能。併設のカフェでは自家製ワインと地元のとれたての食材を使った料理を楽しめます。
Winery Data
- 住所
栃木県足利市田島町611
- TEL・FAX
TEL : 0284-42-1194
FAX : 0284-42-2166- 営業時間
ワインショップ 10:00〜18:00
カフェ 11:00〜17:30L.O.
定休日:年末年始(12/31〜1/2)、1月第3月曜から5日間、11月収穫祭前日- ワイナリー見学
見学可能(お一人様¥500、1日3回 10:30〜、13:00〜、15:00〜)
- 主要ブランド名
第一楽章、NOVO
- 取扱ぶどう品種
自家畑 : マスカット、ベリーA、リースリング・リオン、小公子、カベルネ・ソーヴィニョン
- 醸造責任者
柴田 豊一郎
土壌の特徴
山の南西斜面を開墾した畑。礫(こいし)混じりの20cm~100㎝ある壌土の下は、根が入り込むことが出来る砕屑岩(さいせつがん)類、チャート、玄武岩 (げんぶがん)、メランジ (melange)などで構成された頁岩(けつがん:shale)からできています。これらの岩石は、ジュラ紀に海溝の底に溜まった岩石が地殻変動により押し上げられて形成されたものです。ジュラ紀の岩と岩の間にしっかり根を張る葡萄の根は、こころみ学園の自家畑の特徴です。