ヴィラ・デ・マリアージュpresents 「辰巳琢郎の日本ワインde乾杯!」 2021年1月7日OA

2021年7月から始まったラジオ番組『ヴィラ・デ・マリアージュpresents「辰巳琢郎の日本ワインde乾杯!」』今年初めのゲストは京都府の丹波ワイン株式会社 製造部醸造課課長 内貴麻里さんです。大阪出身の辰巳さんと井村シェフに加え京都出身の内貴さん、ベタベタな関西弁トークの始まりです。さらに「転び獣医」なるニューワードも。ナニソレ?(全4回 1回目)
詳しい番組内容、出演者の情報はこちらから
https://775fm.com/timetable/tatsumi/

辰巳:新年あけましておめでとうございます、辰巳琢郎です。今年もこの番組をよろしくお願いします!
令和3年、最初のゲストはわざわざ京都からお越しいただきました。
丹波ワインの内貴麻里さんです!

辰巳・内貴:よろしくお願いします!

辰巳:京都から遠かったでしょう?東京までもなかなか時間かかるのに、八王子の南大沢まで・・・。

内貴:そうですね、丹波の山奥から出てきて・・・。

辰巳:京都駅まで1時間、もっと!?

内貴:最近快速があるので1時間ぐらいです。

辰巳:で、新幹線で新横浜まで。

内貴:で、八王子→橋本・・・。東京都心はちょっとビビりますけど、この辺りの景色で少し安心しました笑。

辰巳:片道4時間以上かかってお越しくださいました、ありがとうございますー。

内貴:お招きいただきありがとうございます。

辰巳:丹波ワインの醸造責任者ですね。入社して何年ぐらい?

内貴:26~27年ですね。

辰巳:新卒で?(内貴:頷)計算すると・・・笑。

内貴:あのー、小学校生ぐらいから(ワイン)造ってると思っていただければいいかなと笑笑。

辰巳:この内貴麻里さんと今月4回やっていきたいと思います。そしてもうお一方、このヴィラ・デ・マリアージュ多摩南大沢の井村貢シェフです。

井村:よろしくお願いしまーす、本年もよろしくお願いします!

辰巳:どうでしたか、12月は?

井村:おかげさまで忙しく、日本ワインもたくさん売れました。

辰巳:少々”盛ってる”にしてもその言葉を聞くのがいちばん嬉しいですねー笑。ほとんどのお客様が日本ワインを召し上がっていただけてるというお店なんですよ。この番組で紹介した全く同じワインとお料理をいただける欲張りなお店。
そして、先月まで出演していたベーやん(ヴィラ・デ・マリアージュ多摩南大沢の社長だった元吉本興業のお笑い芸人)がお休みということで、今年は3人でいこうと思います。彼はまた吉本に戻ったんですかねぇ?オレかなりダメ出ししすぎたんすよ、「吉本出身なのにぜんぜん面白くない、まったくギャグ言わへん!」言うて突っ込みすぎてちょっと自信を喪失してお笑いの修行に行ったんちゃうかなーと、そんな気がするんですけど笑。そうですか?

井村:そうみたいです笑。

辰巳:、ってなわけでまずは乾杯しましょう!

全員:カンパ~イ♪


丹波ワイン 京都丹波 ソーヴィニョン・ブラン 2019

辰巳:香りとほのかな苦味と・・・。このワインはなんでしょうか?

内貴:これは自社で栽培してるブドウで造ったソーヴィニョン・ブランの2019年です。

辰巳:すごいフレッシュ感があるんですけど少し丸みも感じますよね。柑橘系の香りの強いブドウなんですけど、それプラス、、、これが”テロワール”なんでしょうか?なんか「はんなりした」京都っぽい、そんな雰囲気が、、、。ちょっと説明していただけますか?

内貴:この年非常によかったんですよ。ソーヴィニョン・ブランけっこう丹波に合ってるのか、糖度もそこそこ上がってきて農薬も撒かず。でも、スムーズに成長していちばん問題のない”子”ですね。

辰巳:今ね、ブドウのことを「子ぉ」と、子供みたいなことおっしゃいましたけど、いつもそんな言い方されるんですか?

内貴:そうですね。「あの子はー」とか「この子はー」とか「コイツはー」とか笑笑。

辰巳:ブドウを可愛がってる感じしますよね。

内貴:はい、出来のいいのから悪いもんまで、ま、それなりに笑。

辰巳:生まれ育ち京都?(内貴:頷)ずーっと?

内貴:あの、大学だけ鹿児島行ってまして。

辰巳:鹿児島大学?

内貴:はい。

辰巳:そこは醸造(学部)かなんかあるんですか?

内貴:、はなかったんですけど、農芸科学とかバイオテクノロジーとかがバッと話題に上った時代なんです。

辰巳:はぁぁ、わりとノリやすいタイプなんですねー笑笑。丹波ワインにはもちろん社長さんや営業の名物の方もいらっしゃるんですけど、「でもラジオやったら内貴を出したい」と、丹波ワインからわざわざ送り込んできた笑笑。
なんか今日関西のラジオやってるみたい、ベタベタや笑笑。且つ井村シェフも大阪出身なんですよねぇ。

井村:はい、スンマセンもう笑。

辰巳:あれ?普段も大阪弁でしゃべてましたっけ?標準語喋ってるつもりでも大阪弁になってるのが(大阪人の)常なんですけど?

(関西出身で在関東同士の会話は、たとえ標準語で喋っていた(つもり)
としても頭の中で関西弁に自然に変換されているらしいです)


マグロのグリル 根菜のマリネ添え

辰巳:では今日のお料理、説明してください。

井村:飲んでみたときにちょっと青っぽいというか、香草のような香りが奥の方に感じましたんで、今日はライムを使った料理にしてみました。

辰巳:マグロのタタキですか?

井村:グリルしてちょっと香ばしく。それに根菜のマリネしたもの。

辰巳:マグロは周りが白くて中身が赤くて。これは人参ですか?

井村:人参のピューレですね、あとは赤いビーツのピューレ。ちょっと土の香りを合わせてみました。

辰巳:ソースが赤と黄色とオレンジ3色乗ってんですよ。

井村:ソーヴィニョン・ブランを飲んだとき柑橘の香りがすると思ったので、”柑橘っぽいカラーリング”で仕上げてみました。

辰巳”カラーリング”ですって!なかなかやるでしょこのシェフ?

内貴:ステキです♡

辰巳:もう半年、(この番組が始まってから)毎回毎回ワインに合わせていろんな料理作ってくれはるんですよ。いつアイディアが尽きるか、いつシェフ交代しようかと心配しなくていいという笑。
このお料理はメインとしても使えるけど雰囲気は前菜ですよね。ではいただきまーす♪
うんうんうん、美味しい♡どないですか、このワインと合わしてみて?

内貴:美味しいです笑。

辰巳:そりゃ美味しいのは美味しい笑。

内貴:す、すいません、語彙が・・・笑笑。

辰巳:(ワインの)造り手はあんまり語彙必要とせぇへんのですか?

内貴:そうですねぇ、表現するのはやっぱりソムリエさんとか営業さんとかにお任せしてるので笑。

辰巳:このワインがより美味しくなるかどうかってのが、料理との相性の基準やとは思うんですけれども、(この料理によって)ワインが膨らんできましたね。なかなか楽しいな、このソース。この3色がマーブルみたいな感じになって。。。毎回言いますが、ラジオで味の表現ってホンマ難しいんですよねー、色も絵もなーんも見えへん。ですからこれをお聴きの皆さんは是非このお店にいらしてください。このまんまの料理とワインが楽しめます。

井村:お待ちしています!

辰巳:この(マグロの)周りの香ばしい感じがいいですね。

井村:その余韻でワインを飲んでいただくといいと思います。

内貴:確かに香りが膨らみますね、柑橘系のソースと相まってさらに強化される。。。

辰巳:井村シェフ、新年一発目からやってくれました!

辰巳:前半いつも喋りすぎて、(ゲストからのリクエスト)曲を流す時間がなくなるんですけどー。今日は早めにいってみましょうかね。

内貴:アルフィーの「シュプレヒコールに耳を塞いて」という曲です。

辰巳:”シュプレヒコール”って言葉、若い人にはわかんないかもしれませんが、シェフは大丈夫ですよね?

井村:、えーとわかりません笑笑。

辰巳:あのー、学生運動でいろいろと叫んでた頃の・・・。あれ、シェフと(内貴さん)同い年ぐらいかと思ってましたけど、シェフ何年生まれでしたっけ?

井村:僕は1972年です。

辰巳:あっ!シェフの方が年下・・・みたいな?

内貴:ぇw、なにか?笑笑。

辰巳:では聴いてみたいと思いまーす。THE ALFEEの?

内貴:「シュプレヒコールに耳を塞いで」(1992年)

https://www.youtube.com/watch?v=ETk4dNEBD9U

辰巳:はい、僕アルフィー好きなんですけど聴いたことないかもしれない。この世界に入って忙しくなってきた頃、多分「食いしん坊万才」やってた頃の曲ですね。

内貴:ですね、多分笑。

辰巳:内貴さんが丹波ワインに入社したのは?

内貴:平成、、、確か4年か5年ぐらいですね。

辰巳;ん?じゃこの曲がヒットした時ぐらい?この曲が平成4年、、、ぐらいでしょ?

内貴:あーそうですね、「そんなに経ちましたか」って感じですけどね笑。

辰巳:(話変わります)どうして鹿児島大学で微生物化学・・・?

内貴:いえ、農芸化学です。最近は応用微生物とかナントカになったりしてるみたいなんですけどー。

辰巳:学生の頃は何になろうと思ってはったんですか?

内貴:”職人”になりたいと思ってたんですね。

辰巳:・・・職人。いろいろありますけど?井村シェフも職人だし。

内貴:はぁ、人に頭をさげる仕事が嫌だなぁと若造は思うわけですよ、営業とかそういうのはヤだなぁと笑笑。自分で何か物を造りたいなと、黙々と造りたいなぁと。お酒はそんなに強いわけではなかったんですけど、あの当時はお酒業界に女性ってほとんどいなかったんですね。「オンナは蔵に入るべからず」っていう時代。(学生時代は)鹿児島だったんで焼酎だったんですけど、まったくオンナが入れてもらえる世界ではなくって。。。

辰巳:鹿児島ではやっぱり焼酎ばっかり飲んでた?

内貴:そうですね。飲んでは吐き飲んでは吐き、爆。

辰巳:お酒そんなに強くない?

内貴:ですね。「強くなる」ようにと一生懸命飲んだんですけどー、なかなかキビしかったですね笑。だから今もそんなに強くないです。でも強くないが故にお酒に対する憧れは人一倍強いかもしれないです。

辰巳:「お酒でオトコに負けへんぞ!」みたいな感じはあったんですか?鹿児島ってやっぱり男が強い?

内貴:そうですそうです、ホンマ強いです。私関西人だったんで「もうちょっとオンナらしくしろ」って何回も言われましたね。あーもう鹿児島ではムリだなって思いました、関西人を受け入れてもらえる土壌ではないなと笑笑。

辰巳:ちょっと遡りますけど、わざわざ鹿児島に行ったのは何でですか?

内貴:元々獣医になりたくって。。。

辰巳:ほぉ、あ、そうなんですか!?鹿児島大学に獣医学部あるんですか?

内貴:ありますあります。北海道(大学)とかいくつかはあるんですけど、国立大学で獣医学部のあるところって少ないんです。ただまぁ獣医にはなれずに、、、力及ばずというところで。

辰巳:ちょっと獣医になるのは合格する点数が高かったんですね?

内貴:そうです笑。私のいた学部はけっこう『転び獣医』が多かったんですね。

辰巳:『転び獣医』って言葉初めて聞きました爆。

内貴:「獣医に憧れてたけどなれなかった人」が累々と笑。

辰巳:鹿児島って畜産県ですからね。で、『転び獣医」の人が今ワインの醸造家という。。。

内貴:そうなんです笑。

辰巳:この話他でもよくやってはるんっすか?

内貴:そこまで深く聞かれたらしますけど『転び獣医』って言ったのは初めてですね爆。

辰巳:「隠れキリシタン」とかいろいろありますけどね笑笑。
で、丹波ワインを選んだのは、つまりワインを選んだのは?(お酒は)ビールも日本酒も焼酎もあるでしょうし、

内貴:、たまたまです。就職のタイミングで学部にきていた求人表みたいの見てたらー「丹波ワイン」ってのがあって、丹波?ワイン???その当時日本でワイン飲んでる人なんてほとんどいないんじゃないかというぐらいの時代なので。(私も)飲んだことなかったんですよ。

辰巳:ボージョレ・ヌーボーがあってー、バブルの頃はそれなりに、”イタ飯ブーム”があってー、、、。俺はちょうどその頃「食いしん坊万才」とかやってたんで、よくワインを飲み始めたころです。

内貴:(その頃のワインは)まだ*赤玉とかね、**マドンナとか、そういう印象ですよね。
(*https://ja.wikipedia.org/wiki/赤玉スイートワイン
**https://www.suntory.co.jp/wine/special/madonna/madonna/

辰巳:俺は*マテウスのロゼとか好きやった。シェフは?20歳ぐらいでしょ?
(*https://www.suntory.co.jp/wine/special/sogrape/mateus/

井村:そうですねー、いやぁでも赤玉飲んだことないですねー。

辰巳:あれ、今日なんか若ぶってません?爆。ベーヤンがいーへんようになって一番”若いポジション”取ろうとしてない?

井村:はは、バレました?笑笑。元々あんまりお酒が強くなかったんで。こういうフランス料理の仕事するようになって「ワイン覚えなきゃ」で飲むようになりました。

辰巳:で今はガバガバ?笑。

井村:いやぁ、今でもあんまり飲めないです。

辰巳:へぇぇ、そんな感じしなかったんですけど。

井村:あ、そうすか?照。

辰巳:ところで、丹波ワインどうでした、入ってみて?

内貴:入ってみて、、、まずは入れると思ってなかったので。

辰巳:なんで?

内貴:いや、だから女性だからですよ。

辰巳:あーそうか、そうかそうかそうか。

内貴:そうなんです。だから男性の方も(丹波ワインに就職)希望されたりしたら「私は確実に落ちるだろう」と。

辰巳:「醸造」で募集があったわけでしょ?事務とかじゃなしに?

内貴:はい、完全に”技術職”として。

辰巳:正規社員として?(内貴:頷)それでその年は何人ぐらい入ったんですか?

内貴:2人受けて私が通ったって感じです。

辰巳:おっと~、倍率2倍!笑笑。

内貴:キビシイ爆。

辰巳:相手オトコでした?

内貴:いや、オンナだったんですよーこれが。

辰巳:その2人の女性の中でオトコっぽい方を採ったんですかね?笑。

内貴:どうでしょう、そこは笑笑。もう一人の人が「丹波ワインってこんな田舎とは思わなかったー」って呟いてたので、もしかしたらそちらからお断りが入ったのかもしれません笑。「京都と聞いてきたけれど~」と。

辰巳:その人どこの人だったんですか?

内貴:確か中国地方。だから辞退されたのかもしれないけど未だにそこは謎です。

辰巳:で、内貴さんはそういう失言はなく、、、笑笑。(面接は)どんな感じだったんです?ばーっと入りたい気持ちを言うんでしょ?

内貴:そうです、ね。「オトコに負けない気合はあります」ってけっこうアピールしましたね、体力とか根性とか。やっぱり”オトコ社会”に入るって意識が強かったので。

辰巳:なるほど、そうですかー。じゃ、入ってからの話はまた次回お伺いしたいと思います。今回のお客様は京都府 丹波ワインの醸造責任者、内貴麻里さんでしたー。

辰巳・内貴:ありがとうございました!

(お断り:番組のOAとこの原稿の掲載には時差があります。現在提供されているワインとお料理はお店にお問い合わせください。)


News Data

ヴィラ・デ・マリアージュpresents 「辰巳琢郎の日本ワインde乾杯!」 2020年7月16日OA

2021年1月7日放送分

ワイナリー

丹波ワイン
https://www.tambawine.co.jp

収録会場

★ヴィラ・デ・マリアージュ多摩
https://villasdesmariages.com/tama/

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