ヴィラ・デ・マリアージュpresents 「辰巳琢郎の日本ワインde乾杯!」 2021年1月21日OA

2020年7月から始まったラジオ番組『ヴィラ・デ・マリアージュpresents「辰巳琢郎の日本ワインde乾杯!」』今年初めのゲストは京都府の丹波ワイン株式会社 製造部醸造課課長 内貴麻里さんです。
関西弁トーク3週目の前半は「ワイン発祥の地、ジョージアの”種まで美味しい”黒ブドウ品種でスパークリングを造る」。後半は「ワイナリーごと北海道に引っ越したい」話。(全4回 3回目)
詳しい番組内容、出演者の情報はこちらから
https://775fm.com/timetable/tatsumi/

辰巳:はい、1月のゲストは京都 丹波ワインの内貴麻里さんです!

辰巳・内貴:よろしくお願いします!

辰巳:今日は3回め、1月21日は私のお芝居の初日、なんです。ぁ、今ちょうど終わったぐらいです。このラジオ実は録音してるんですよ笑。みなさん生(放送)やと思ってたかもしれませんけれど笑、今日から31日まで品川ステラボールというところで「*Mogut(モグー)」というお芝居やってます。チラシの写真ではシェフの格好してますけど、実はホテルの話。ハリネズミのホテルにモグラがやってくるという、、、。これ聞いててもわけわからんと思いますけど。ジャニーズの塚田くん(A.B.C-Z 塚田僚一さん)主演のお芝居に私も出ていますのでぜひお越しください!
、という宣伝を真っ先にやってしまいました笑笑。内貴さんはお芝居は好きですか?

内貴:好きですよ、はい。

辰巳:ま、学生時代はパンクをね・・・?

内貴:パンクというかバンド活動を、青春を・・・。

辰巳:このお芝居もね、パンクのように化粧して・・・

内貴:そうですよね、今パンフレット見てるんですけどとても辰巳さんとはわからない笑。

辰巳:ま、わからんぐらいがちょうどいいかなと笑笑。

内貴:お似合いです!笑。

辰巳:ありがとうございますっ!笑。
そしてこちら、ヴィラ・デ・マリアージュ多摩南大沢の井村貢シェフにもご一緒していただきます。

井村:よろしくお願いします!

辰巳:シェフはお芝居とか観ます?

井村:そうですね、ライオンキングとか子供連れて行ったりします。

辰巳:な る ほ どー。このお芝居子供にもいいですよ爆。(←メチャメチャ宣伝してますやん)

(*mogut:お芝居はコロナ対策万全に無事終了しました。ハリネズミシェフ姿の辰巳さんをご覧になりたいからはこちらから!
https://mogut-stage.com/cast.html

さ、今日はどんな話をしようかな?まずは乾杯をしてからいきましょう、では、

全員:カンパ~イ🎶


京丹後産サペラヴィスパークリング 2018

辰巳:今日はね、微発泡の赤ワインです。う~ん、北イタリアにランブルスコという赤の発泡ワインがあってそういう雰囲気ですが、こちらは何というどんなワインでしょうか?

内貴:はい、これは「サペラヴィ」っていう品種のスパークリングです。

辰巳:なんでサペラヴィを使ってスパークリングにしようと思った?
まずそれを聞きたいですね。元々は”ワイン発祥の地”グルジア、今はジョージアっていいますけど、そこでもしかしたらワイン用の品種としては世界一古いブドウかもしれない、という歴史あるサペラヴィを京都の北のほうで育てられてる。

内貴:そうです、日本で唯一サペラヴィを育てられてる契約農家さんがいらっしゃって、、、。

辰巳:普通はね、(黒ブドウなので)赤のスティルワインにしたり、現地ではちょっと甘口に仕上げたり。(サペラヴィの)発泡ってのはあんまり聞いたことない。

内貴:そのジョージアでのブドウがどうなのかってのはわからないんですけど、こちらの丹後で栽培しているサペラヴィに関していうと、普通の赤ワインを造るにはタンニンが足りないんです。色はものすごくしっかりとした黒なんですけど、漬け込んでもタンニン分ってのがほとんど出てこない。

辰巳:オレははっきり言ってタンニンガチガチのワインより柔らかい方が好きなんで、ま、それもあるでしょうね、サペラヴィに惹かれるのは。ジョージアにも行ったんですけど、向こうでは「*キンズマラウリ」ってのがソ連時代から有名で。それもすごく柔らかくて食事にも合わせやすいワインなんですよ。そういう意味でも「そうか、スパークリングにするのも手かな」と。
(*キンズマラウリ 参考サイト:https://www.enoteca.co.jp/item/detail/NS9490011

内貴:タンニンがないのでスパークリングにしても邪魔にはならない。だから普通のスティルワインを造るよりはガス入れて、ほんとランブルスコのイメージ。スティルで埋没してしまうより、まぁこういう形で個性を残せればいいかなと思いまして。

辰巳:あ、そうですか。じゃ、今サペラヴィは全部泡に?

内貴:スティルでも造ってみたいという気持ちもあるので一部やってるんですけども。

辰巳:昔ながらの全房発酵とか*甕仕込みとか?
(*甕(クヴェヴリ):参考サイト https://wine-link.net/pc/dictionary/detail/1444

内貴:甕もねぇ、(周囲からも)清水焼でやったら?とかいろいろ言われるんですけど扱いが大変で。私「雑」なんで、カーンとか当たって割りそうな感じが・・・。

辰巳:あーそっち?腹立って蹴飛ばしてしまうとか?笑。

内貴:そっちもあるかもしれません笑。なので普通にステンレスで発酵させてるんですけど、このスティルもちょっと「見えてきてる」ので、これからは半々ぐらいでやっていこうとは思ってます。

辰巳:シェフどうでしょ、料理人として?

井村:これだけ赤がしっかりしてるワインでスッと入るって珍しいですよね。タンニンがないっておっしゃってたんですけども、なんかベリーのようなほゎーっとした甘みが喉通っていくんで、料理にはすごい合わせやすいですね。

辰巳:で、今日の料理はなんでしょう?


茨城産若鶏胸肉のポシェとソースアルビュフェラ

井村:”ポシェ”と言いまして、鶏の胸肉を柔らかく茹でました。それに濃厚な鶏のレバーとフォワグラの入った”アルビュフェラ”というソースに香り付けでトリュフを使ってます。この濃厚なソースとこのワインの甘みがマッチするんじゃないかと思うんで、ぜひ!

辰巳:ほぉぉぉ、どんな感じなのか興味ありますね。では頂いてみましょう。脂身のない胸肉。

井村:なので敢えてソースに生クリームを使って、、、。

辰巳:はー、なんかスーッとマッチしますね。

井村:ワインのベリーの甘い香りがうまく鶏肉に合わさっていくような。

内貴:甘みが増しますね。

辰巳:これちょっと面白い取り合わせだと思います。今日のワインもお料理もこのお店に来ていただければ召し上がれますが、これはホンマ試して欲しいですね。(ワインが)色的にけっこう濃いからぱっと見「これ合うんか?」と思うんですけど、、、。

井村:笑。飲んでみると全然印象が違ったなと。

辰巳:マスカット・ベーリーAという日本のブドウがあって、あれもタンニンがそんなに強くなくて鶏とも合わせやすいんですけど、それとの違いはどう思います?

内貴:ベーリーAは独特のキャンディ香があって前に立ってくるんですけど(サペラヴィは)それがないので、いろいろお料理には合わせやすい、香りが穏やかで。ただやっぱり野生ブドウの血を引いてるようなワイルドな感じとか、力強い感じがこの品種からは出てるんじゃないかと。その辺はベーリーAと比べてまた違う面白さがあるのかな、とは思いますね。タネの部分が本当に”ぶぶあられ”食べてるみたいな、、、。(タネを)食べるとなんの渋みもないんですよ、もうパリパリパリって。タネがこれだけ主張しないっていうのも珍しいと思います。一回食べていただければ。。。

辰巳:・・・そうなんだ!?それはちょっと食べてみたいですねぇ。ぶぶあられってわかります?お茶漬けに入れるあられ。

内貴:タネってだいたい”しぶ~いにが~い”感じがあると思うんですけど、ドライフルーツみたいにして普通に食べていただいてもぜんぜん美味しいようなそんなタイプですね。

辰巳:(サペラヴィ)生ってるとこは見たことあるんですけど、実をちゃんと食べてタネ噛んだことない、こら行かなアカンな。近いうちにお邪魔したいと思います。

内貴:ぜひ!

辰巳:では今日もリクエスト曲入ってみましょうかね。なんにしましょ?

内貴:はい、プリンスの「Free」という曲で。

辰巳:聴いたらわかります?

内貴:どうですかねぇ、プリンスファンだったらわかると思います笑笑。

辰巳:プリンスって僕と同じ年のあのプリンスでしょ?(←ぇw、そうだったんですか?)

内貴:こないだ残念ながら亡くなった・・・。(2016年没)

辰巳:なんかみんな早死にするんですよ、マイケル・ジャクソンも同い年だし。(←ぇw、そうだったんですか?)

内貴:ねぇ。デビッド・ボウイも亡くなったし・・・。

辰巳:みんななんか変なことやってるんすかねぇ爆。

内貴:いやいやいやいや。

辰巳:ま、早く死んだほうがね、、、

内貴:伝説にはなりますけど。

辰巳:で、「Free」でしたっけ?

内貴:「パープルレイン」とかは有名なんですけどね、そういうメジャーじゃないところをリクエストしたいなと。

辰巳:これも学生時代?

内貴:そうですね、あの頃は洋楽も好きだったんでよく聴いていて。けっこう物悲しいタイプの曲が好きだったんです。

辰巳:この歌詞の意味とか知ってるんです?

内貴:いや、まっっったく知らない、「読み込まない」タイプ爆。

辰巳:まぁえぇ意味でいうと「感性で生きてる」タイプ笑笑。

内貴:音楽は”耳で聞く”もんだと思ってて英語は”感性”だと思ってて。

辰巳:ワインは?

内貴:ワイン?ワインも”感性”ですよね、理屈じゃないと思います。「飲んでどう思うか?』「美味しいと思うのか?」

辰巳:でしょ?血液型は?

内貴:B型です。

辰巳:そんな感じがしてて笑。今回3回目なのでだんだんわかってきましてー笑。
それでは内貴麻里さんのリクエストで、プリンスの、

内貴:「Free」

https://www.youtube.com/watch?v=qnE775jB0Ik

辰巳:しっかり覚えてるわけじゃないんですけど、なんとなく懐かしいような感じの曲でした。(繰り返しますが)プリンス同い年ですからね、昭和33年生まれの。プリンスさんも、マイケル・ジャクソンさんも、マドンナさんも。。。

内貴:スターが出る年笑。

辰巳:っそうなんですよ笑笑。ワインもそこそこ(いいヴェンテージ)なんすけどね。
さ、今日はワインの話ももうちょっとせなアカンなと思ってたとこで。丹波ワインって歴史だいぶ古いですよね?

内貴:いや、創業40年ぐらい、そんなもんですよ。

辰巳:電機メーカーなんですよね?

内貴:元々の創業者がそうですね。

辰巳:松下にいろいろ納めてたという電機メーカーの横にワイナリーを作って、、、。その電機メーカーはもう辞めはったんですか?

内貴:今は電気は他の方がやっておられて、完璧に独立しております。

辰巳:年間何本ぐらい造ってます?

内貴:30万本ぐらいですね。

辰巳:すべて日本ワイン?

内貴:、ではないです。(「国内製造ワイン」も造っています。)

辰巳:「日本ワイン」に全部転換しようという動きはまだないですか?

内貴:そうですねーーー、やっぱり海外原料の方(国内製造ワイン)を造るってのも勉強なので、敢えて「日本ワイン」に特化ってことは考えてないですね。

辰巳:海外原料の割合ってのはどれぐらい?

内貴:1/3ぐらいです。

辰巳:残りの20万本ぐらいは京都産のブドウで?

内貴:いや日本各地、ですね。山梨であったり山形であったり。

辰巳:そうかそうか、神戸のブドウも使ってましたね。なかなか京都のブドウは・・・?

内貴:そうです、(ブドウの)産地じゃないのでー。産地じゃないところで創業者が始めたー、始めてしまったー、しまったー爆。だって工場引っ張って引っ越したい気分になるときありますからね笑笑。

辰巳:ワイナリー持ってどっか行きたい?行くとしたらどこですか?

内貴:北海道ですかね。

辰巳:学生時代鹿児島やったからねー笑。北海道のどこ?

内貴:今壮瞥町ってところで試験栽培さしてもらってるんですよ。

辰巳:ソウベツチョウってどこでしたっけ?

内貴:洞爺湖の近く、湖畔です、有珠山とかあって。そこでやってるブドウが非常にいい出来なんで。京都で作る労力の1/3ぐらいで1.3倍ぐらいいいブドウができるので笑。

辰巳:北海道は寒いから収量が少ないとこが多いんすけど、そんなこともない?

内貴:まだ3年目なので今はなんとも言えないところなんですけど。

辰巳:引っ越すのも大変だろうから、新しいワイナリー作りはったらえんちゃう?

内貴:そうぅですねー、お金出してくだされば辰巳さん・・・。

辰巳:俺はお金ないけどいっぱい紹介しますよ笑笑。ワイン造りたがってる人けっこういるし、これから日本ワインは面白いと思うのでね。かつ、”地方創生”といいますかね、地方を元気にするためにもワイナリーってますます大切な存在になってくると思うので。

内貴:壮瞥けっこうフルーツ作りが盛んなのでブドウも作られてるんですよ。

辰巳:あ、そうですか。どんな品種を?

内貴:今弊社で植えてるのはピノ・ノワール、シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、ちょっと変わったところでテンプラニーリョ。地元ではナイヤガラとかがメインで、いわゆるヴィニフェラはそんなに・・・。

辰巳:ナイヤガラは美味しいワインできるでしょうに。ナイヤガラ、興味ないですか?

内貴:一部造っております。

辰巳:北海道のナイヤガラってほんっっと美味しいですからね。スパークリングなんかも美味しいのでシェフにも一回飲んで欲しいです。やっぱり食用ブドウやから食事にも合うんだと思うんですよね。

内貴:日本人だったらあの香りも抵抗なく受け止められると思うので。

辰巳:丹波ワインさんは海外にも輸出されてるんですか?

内貴:ほんの一部。

辰巳:日本ワインは(まだ)そんなに競争力ないですからやっぱりインバウンドに飲んでいただく、フランス人が日本に来て「日本ワイン」を飲んでいただいたり。「京都」ってブランドは強いですから。丹波ワインも国内ではかなりおっきな存在になってきましたからね。

内貴:なってきてるんですかね?

辰巳;きてると思いますよ。西のワイナリーとしてその存在をどんどん上げてきてると思います。
今月は京都 丹波ワインの内貴麻里さんにお越しいただいております。今日はここまで、また来週よろしくお願いしまーす!

辰巳・内貴:ありがとうございました!

(お断り:番組のOAとこの原稿の掲載には時差があります。現在提供されているワインとお料理はお店にお問い合わせください。)


News Data

ヴィラ・デ・マリアージュpresents 「辰巳琢郎の日本ワインde乾杯!」 2020年7月16日OA

2021年1月21日放送分

ワイナリー

丹波ワイン
https://www.tambawine.co.jp

収録会場

★ヴィラ・デ・マリアージュ多摩
https://villasdesmariages.com/tama/

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